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反響を呼んだ「秋貞猛省メルマガ」の舞台裏(後編)〜「伝える」と「伝わる」の違いを知った日〜


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前回の記事、『反響を呼んだ「秋貞猛省メルマガ」の舞台裏(前編)〜ユーザーの声を反映するグロースハック術〜』では、ユーザーの声をスピーディーにサービス改善へ反映する方法の舞台裏を公開させていただきました。

今回はその後編として「ユーザーに共感してもらえる」メルマガを作成するために、我々が考えたことや実践したことを公開できればと思います!

ポイント2 コンテンツマーケティングのノウハウを活用し、“伝える”から“伝わる”メルマガへ

※先日送信したメルマガはこちらです!
http://bit.ly/1kAzt8a

上記のメルマガを発行する前に、このシゴトLOVERSのコンテンツ作成において設定していた課題が2つあります。

1. 読者の共感を生み、自然にシェアされる方法
2. 読者目線のコンテンツを提供しながらも、同時に企業側が伝えたいことも受け入れられる方法

シゴトLOVERSでの実験を通して、徐々にではありますが解決法が分かってきました。
参考にしてもらえる点があれば嬉しいので、今回はその詳細を披露したいと思います。

1. 読者の共感を生み、自然にシェアされる方法

これに関しては、以下4つの要素の組み合わせを意識しています。

要素1 意外性
要素2 データ/根拠/事実の有無
要素3 ストーリー
要素4 誰が言っているのか?

それぞれの詳細や意図については割愛しますが、今回のメルマガでは上記の4要素を全て含めていたので、ユーザーの皆さんからの反応が得られたのでは無いかと思っています。

具体的にはこういう流れです。

アンケート調査をした(データ/事実)
 ↓
使われていると思っていた機能が使われていなかった!(意外性)
 ↓
なぜか聞いてみたら、利用者からこんな声が!(意外性、事実)
 ↓
秋貞、猛反省。。すぐ直した!(人物性、ストーリー)

加えて、タイトルの設定についても工夫しました。

通常、メルマガは送信者の言いたいことを流す場合が多いように思います。
一方的な内容ではなかなかユーザーに開封してもらえません。

今回、ユーザーの注目を引くため「謝罪形式」にすることを思いつき、

【悲報】秋貞肝入りの機能は全く使われてなかったの巻
「ユーザーアンケートの結果、猛省しました」

と、件名で違和感を創り出すことにより内容を見てもらえる環境を整えました。

もちろん、「釣りタイトル」で開封さえされれば良いという訳ではありませんので、
出オチにならないようにタイトルと内容の整合性は気をつけています。

2. 読者目線のコンテンツを提供しながらも、同時に企業側が伝えたいことも受け入れられる方法

実はこれについても、以前シゴトLOVERSの記事で実験してみた事がありました。

「学問の神様にクウハッカーのサービス改善方法を聞いてみたら、新機能ができた!」
http://bit.ly/1aKhd3I

これは、Cu-hackerのカレンダー機能を強化したことをお伝えするための記事。

リリース記事は基本的に企業側が伝えたいことを配信するため、コミュニケーションとして一方通行になりやすいと思っています。

とは言え、情報を受け取ってもらえなければ意味がないため、要素1の意外性を文脈の中ではなく、

「そういう切り口でリリースを伝えてきたか!」

というような、常識を逆手に取る形でトライしてみました。

これも、ただウケを狙えば良いと思っている訳では無くて、
いかに企業が伝えたいことを「スルーされずに」届けられるかの実験という位置づけです。

恐らく通常の機能リリース告知の数倍から10倍以上の効果があったのではと思っています。

最後に

これらは、そもそも潤沢な予算がある企業には必要の無いことかもしれませんが、
我々スタートアップにとっては、お金をかけずに工夫するしか方法はありません。

色々と試していく中で分かったのは、「伝える」と「伝わる」には雲泥の差があるということ。
前者は自分本位、後者は相手本位かなと思います。

つまり、伝わるコンテンツを作るためには、「自分の言いたいコト」と、「相手が興味のあるコト」に橋を架けることが重要なんだと分かりました。頭では分かっていたつもりでも、実際には「伝えたい」気持ちが先行して「伝わらない」失敗を何度も繰り返し、ある時これにようやく気づいたのです。

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という訳で、シゴトLOVERSではこれからも、ユーザー皆さんとCu-hackerとの架け橋を作れるように、
役に立つコンテンツをご提供していきたいと思います。

(編集:サムライト


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